【ダイエットに必須!】天然のやせ薬、短鎖脂肪酸を有効に活用!

楽して痩せる!

そんなことができればいいですよね。

肥満はわたしたちの見た目を悪くするだけでなく、糖尿病など生活習慣病を招く恐れがあります。

太らないために食事を制限したり、ウォーキングやランニング、筋トレなど運動習慣を続ける。

どれも続けることは難しいですね。

そこで、短鎖脂肪酸というものがあなたのダイエットをもっと楽にしてくれるかもしれません!

今回は、“天然のやせ薬”といわれる短鎖脂肪酸についてのお話です。

 

 

【ダイエットに必須!】天然のやせ薬、短鎖脂肪酸を有効に活用!

 

“天然のやせ薬” 短鎖脂肪酸

お酢がダイエットに効果があるといわれますが、

聞いたことありますか?

なんか聞いたことあるような気がするけど

ほんとなの?

お酢には“天然のやせ薬”ともいわれる短鎖脂肪酸が含まれていて

これがダイエットに効果があるとされています。

お酢って何となく身体に良いイメージがあったけど

やっぱり良いものだったんだ!

短鎖脂肪酸とは?

炭素数6個以下の脂肪酸のことを短鎖脂肪酸といいます。

脂肪酸というと肉などの脂身など、あまり良くないイメージを持たれる方もいると思いますが、短鎖脂肪酸や不飽和脂肪酸といわれるものには、身体にとっても良い効果をもたらしてくれるものがあります。

おもな短鎖脂肪酸には、酢酸、酪酸、プロピオン酸などがあり、みなさんの身近なものではお酢に酢酸が含まれています。

お酢は身体に良いと聞いたことがある方もいるかもしれませんが、お酢に含まれる短鎖脂肪酸の“酢酸”が、わたしたちの身体にとっても良い効果をもたらしてくれる正体なのです。

お酢に含まれる酢酸は “天然のやせ薬” ともいわれる短鎖脂肪酸である。

短鎖脂肪酸の効果

短鎖脂肪酸はどんな良い効果があるの?

では、具体的に短鎖脂肪酸の効果について解説します。

短鎖脂肪酸の効果1:脂肪細胞の暴走にブレーキをかける!

肥満は脂肪細胞と呼ばれる細胞が脂肪の粒をたくわえることで肥大化して起こります。

脂肪細胞は3~5倍ほどに大きくなり、いっぱいまで大きくなったら新しく脂肪細胞ができ、また大きくなる。

このように脂肪細胞はどんどん大きくなり、そして増えます。

脂肪細胞には短鎖脂肪酸を感知するセンサーがあり、短鎖脂肪酸を感知すると脂肪の粒をたくわえることを中止させ、暴走にブレーキをかけてくれます。

短鎖脂肪酸の効果2:交感神経を刺激し脂肪を燃やす!

脂肪細胞には脂肪の取り込みを防ぐ短鎖脂肪酸のセンサーがあるということでしたが、交感神経にも短鎖脂肪酸を感知するセンサーがあります。

交感神経にあるセンサーが短鎖脂肪酸を感知すると、交感神経が活発になり、心拍数の増加や体温の上昇など全身の代謝を促すようになります。

このように身体のエネルギーの消費を活発にすることによって、脂肪も燃やしやすくしてくれるのです。

短鎖脂肪酸の効果3:GLP-1の分泌を促し、糖尿病を予防・改善する!

短鎖脂肪酸が、腸の細胞を刺激することによって“GLP-1”の分泌を促します。

GLP-1はインクレチンとも呼ばれ、糖尿病を予防したり改善する作用があります。

インクレチンはすい臓のβ細胞の減少を抑えたりインスリンの分泌を促す働きがあります。

現在は、インクレチンの分解を遅らせる薬やインクレチンの受容体というものを刺激する薬がインクレチン関連薬として2型糖尿病の治療薬として使用されています。

短鎖脂肪酸の効果4:食欲を抑制する!

短鎖脂肪酸は腸の細胞を刺激することによってGLP-1の分泌を促しますが、PYY(ペプチドYY)といわれるホルモンの分泌も促します。

GLP-1とPYYは、脳に作用して過剰な食欲をおさえる働きがあり、過食を防ぐ働きがあります。

米医学雑誌で紹介された研究によればPYYを投与された人は、投与していない人と比べて摂取カロリーが30%も減ったという報告があります。

また、酢酸にはそれ自体が脳に直接作用して食欲を抑えてくれるという研究報告もあります。

上記のほかにも大腸がんの予防、免疫機能の調節、病原菌の侵入を防ぐ

といった様々な効果があるといわれています。

短鎖脂肪酸は脂肪の蓄積を抑える、消費を増やすという2つの観点から肥満を防ぐ

短鎖脂肪酸を活用してダイエット!

お酢など短鎖脂肪酸が身体によいことはわかったけど

酸っぱいものはちょっと苦手だな・・・

たしかに、お酢を定期的に摂取するのは意識しないと難しいですよね。

さらに、お酢は酸性のため一時的に歯の表面をやわらかくする性質があり

適切にケアしないと歯を痛めてしまう可能性もあります。

それじゃ、短鎖脂肪酸を使ってダイエットは無理かも!?

お酢が苦手ならサプリメントを活用したり

自分自身の体内でつくればいいんです!

体内でつくるって!

いったいどういうこと??

お酢は発酵することでつくられる発酵食品

みなさん、お酢は発酵食品であるということを知っていますか?

発酵食品というと納豆や味噌、チーズにヨーグルトなどを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?

お酢はアルコールを酢酸発酵させてできますが、この原料となるアルコールは糖分をアルコール発酵させることでできます。

つまり、お酢は発酵に発酵を重ねた発酵食品であるのです。

このように発酵に発酵を重ねてできた、お酢に含まれる“酢酸”つまり短鎖脂肪酸がわたしたちの身体にとても良い効果をもたらしてくれるのです。

発酵することでつくられる短鎖脂肪酸、それには菌が必要!

発酵することによって“天然のやせ薬”ともいわれる短鎖脂肪酸やアミノ酸などがつくられ、わたしたちに健康や美容そして旨みといった“おいしさ”をもたらしてくれます。

この素晴らしい発酵に欠かせないのが “菌” です!

納豆をつくる際には納豆菌、ヨーグルトには乳酸菌といった“菌”が発酵を手伝ってくれることによって発酵食品ができるのです。

わたしたちの身体のなかにも、短鎖脂肪酸をつくりだす素晴らしい菌がいるのです。

それが “腸内細菌” です。

つまり、わたしたちの身体のなかで菌が活躍し、短鎖脂肪酸など有用な成分をつくりだしてくれているのです。
腸内細菌が “天然のやせ薬” といわれる短鎖脂肪酸をつくりだしている!

腸内細菌を元気にして、痩せる体質に!

短鎖脂肪酸が身体に良いことはわかって頂けたと思いますが、お酢などを続けて摂取するのは、なかなか難しいことです。

最近、人気のあるサプリメントを活用するのもひとつの方法だと思います。

また、わたしたちの腸内細菌も短鎖脂肪酸をつくりだしてくれる強い味方です。

食物繊維を多く含んだ食品やオリゴ糖などを摂取することによって、

腸内細菌が元気になりダイエットが楽になるかもしれません。

腸内細菌を元気にする鍵は下の記事を参考にしてみてください。

 

野菜中心の食生活というのは、カロリー面だけでなく

わたしたちの腸内細菌を元気にする源という面でも

ダイエットに効果があるということですね。

いかがでしたでしょうか?
短鎖脂肪酸という素晴らしい成分が、あなたの健康に大いに役立つかもしれません。

この記事が少しでも皆さんの参考になれば幸いです。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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