漢方薬を学ぶ

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“精”を補充する漢方薬【六味丸】 老化に関わる “精” について解説

東洋医学では、生き物には “精せい” というものが存在し、これが失われていくことで人は老化していくという概念があります。 これは、わたしたちの生命エネルギーのことで腎に貯えられているといわれます。 この “精” を補う漢方薬で基本となるのが...
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漢方薬には副作用がない?!そんなことはありません。注意すべき甘草(カンゾウ)について解説

副作用が少ないイメージのある漢方薬 漢方薬は自然のものだから副作用がないと信じている方もいるほどです。 そんな漢方薬も注意しなければいけない副作用があります。 今回は、その漢方薬で注意しなければならない副作用のうち甘草カンゾウを含むものにつ...
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【小青竜湯】は眠気の出ない抗アレルギー薬!ただし注意すべき点もあります。

日本人は4人に1人が花粉症であるといわれています。また首都圏など地域を限っていえば2人に1人が花粉症であるともいわれます。 鼻水、鼻づまりや目の痒みなどを抑えるために薬を服用している方も多いくいますが、よく問題となるのが眠気です。 今回は眠...
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8割の医師が処方する漢方薬、その基本概念【虚実】・【寒熱】ついて薬剤師が解説  

漢方の基本的な概念である【熱と寒】 ここでいう【熱と寒】とは体温計などの熱とは、ちょっと違います。漢方では症状や身体の状態に合わせて熱証や寒証と分類しています。 今回は熱証・寒証そして温める漢方、冷やす漢方について解説します。
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麻薬の成分が含まれている?!即効性のある痛み止めの漢方薬【安中散】について

胃腸の痛みでよく処方される【安中散】には延胡索えんごさくという生薬が含まれています。 延胡索はケシ科のカラエンゴサクの塊茎を乾燥したものです。 ケシ科!?麻薬のアヘンもケシ科だよね、と思われた方もいるのではないでしょうか。 今回は延胡索を含...
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風邪だけじゃない!さまざまな効果がある【葛根湯】効果と注意点

風邪に使う漢方薬といえば【葛根湯】ですね。 万能薬として落語のまくらに「葛根湯医者」というものがあり、なんでも効く万能薬として【葛根湯】が登場します。 今回は古くから、さまざまな症状に使用されてきた【葛根湯】について解説します。 古くから使...
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身体を冷やす漢方薬【黄連解毒湯】 イライラする症状や二日酔いにも効果?!

イライラしたり、のぼせた、ほてった感じがある、頭痛がするなど、これらは漢方では身体に熱がこもった状態に現れる症状とされます。 このように身体にこもった熱を取り除く代表的な漢方薬が【黄連解毒湯】です。 今回は体を冷やす代表的な漢方薬の【黄連解...
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元気を取り戻す漢方薬【補中益気湯】 “気”を補う生薬、黄耆(オウギ)を含む漢方薬

漢方において “気” とは、わたしたちが活動するうえで原動力とされています。 やる気、元気など、目に見えるものではありませんが、精神的もしくは神経的なことが充実していることは健康で楽しく過ごすには重要な要素です。 この “気” を補う生薬と...
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漢方の概念 【気】【血】【水】わたしたちの身体に重要な3つの要素とは何か

わたしたちの身体は血液、リンパ液が全身をめぐり、そして元気、やる気などの気がめぐる。これらがバランス良く循環していることが健康であるのに重要です。 わたしたちの身体をめぐる、これらの重要な要素を漢方では【気】【血】【水】として考えます。 今...
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